Tenzin Kunsang (テンジン・クンサン)
チベット難民2世としてインドで生まれる。チベット亡命政府により設立されたチベット舞台芸術団Tibetan Insutitute of Performing Arts(TIPA)に所属し、歌唱、舞踊、楽器演奏、オペラ等の専門的なトレーニングを積み、多様なチベット伝統芸能の文化と心を伝えるチベット人アーティスト。 伝統に基づいた端正な演奏と、透き通る伸びやかな歌声は聴くものをチベット高原へと誘う。
2010年来日。東京でタシ・ダムニェン・チベット伝統音楽教室を主宰、ダムニェン(チベット弦楽器)、歌唱、ダンス等を指導。チベットの心を歌うオリジナル曲に力を入れ、日本各地でライヴ活動を行っている。2016年台湾の国立故宮博物館のチベット展オープニングセレモニーにて演奏。 2017年、1stソロアルバム「Prayers of Snow Lion,Sounds of Wind Horse 雪獅子の祈り、風の馬の音」を発表。
ソロ活動の他、長野・伊那谷に住むアーティストと共に結成されたINADANIANや、多民族芸能集団WATARAとして日本、韓国、チベットの音楽、舞踊をクリエイティヴに融合させ、日本各地で絶賛を得る。さらに日本人とチベット人で結成されたチベットポップスバンド、KIKISOSO BANDではヴォーカル、ダムニェン、二胡、バンスリなど演奏の他オリジナル曲も発表。
2022年、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」のBGMとして演奏曲が使用された。
ライヴの合間の、チベットの心やチベット仏教の知恵などを面白おかしく語る、心の壁のないトークも好評を得ている。長野県在住。
Homepage Design /Photo /Movie / Illustration by Tenzin Kouji(爺子)